【Crewのひと言④】 新型コロナ期間の中国庶民事情 再開した西安料理の店「饃界伝奇」
こんにちは、DACの「食いしん坊」担当、Crewの王暁瑜です!
春節から新型コロナウイルスとの戦いが始まりました。春節なのに家族や友達と集まれなかったし、大人はなかなか仕事に戻れないし、子供は学校に戻れないし、ましてや外でワイワイなんてこともできません。気分が晴れないですよね。
そこで私のような食いしん坊の登場です。私の話が皆さんの気分転換になったらいいなと思います。
さて、私が「食いしん坊担当」と呼ばれるようになったのは、周りのみんなが、今日は何を食べようか、どれがおいしいか、最近は何が流行しているか、などと悩んでいる時、いつも答えを返せるのは私だったからです。
私がおすすめする物は、ほぼ全て合格点をもらえます。暇な時に新しいグルメを研究するのも好きです。
さて、うちの近所では春節前に新しいショッピングモールがオープンしました。新型コロナの影響でずっと休業していましたが、最近やっと再開したようです。
春節前は、モールにあるどのレストランにも行列ができていました。行列店の中で、「饃界伝奇」という西安料理の店が私のお気に入りです。
ここの“肉夹饃“(中国風のハンバーガーのようなもの)がすごく美味しいです。「饃」という中国のパンはサクサクして歯触りが良く、挟んである肉も味がよくあっさりしています。
以前、出前を注文したことがありますが、届くまでに時間がかかって味が変わるので、やっぱりお店で出来たてを食べたほうが美味しいと思います。
このレストランの羊肉泡饃(羊肉のスープに饃という固いパンを浸して食べる、中国西北地方の料理)、Biangbiang麺(ビャンビャン麺、陝西省名物の幅広の麵)も悪くなく、本場西安(西安も羊肉泡饃やBiangbiang麺が有名)の味に近いです。私個人の好みですが、皆さんも興味がありましたら試してみてください。
#編集部注:「饃界伝奇」はチェーン店で、天津では時代奥城、世紀都会、銀河広場の彩悦城、フォーシーズンズホテル地下の国金中心などにもあります。
これからも皆さんに引き続きおすすめグルメ情報を紹介しますので、美味しい物を食べたくなったら、ぜひDACの食いしん坊を思い出していただければ幸いです。
小島注:
みんなから合格点というのは本人の謙遜で、実際には外食の助言者として不動の地位を占めています。日本でも、仕事の日本語会話はあやふやなのに、食事処や食材の買い出しになると、商や孫をぶっちぎって店員さんと会話し、おいしい物を探し当てています…。
では、また次号で!
小島、Crew一同