【Crewのひと言】天津隔離報告④隔離後
④隔離後
渡された紙をよく読むと、このホテルは「唯庭酒店」だということがわかりました。「吉泰精品酒店」と同系列なのか、中でつながっているのか、まぁ何でもいいです。かなりしっかり準備してきたのですが、思ったより備品は豊富です。電子体温計、バスタオル2枚、タオル2枚、シャンプーとコンディショナー、歯ブラシ、プラスチックのコップたくさん、ケトル、ミネラルウォーター48本、トイレットペーパー、割り箸セットなどなど。バスルームに洗濯ロープがあり、ハンガーも数本あります。
食事は朝7:00、昼12:00、夜18:00頃にドアの前に置かれます。「これを食べ切れる人がいるのだろうか」と思うほど量が多く、当たり前ですがオール中華。おかず3〜4種とスープ、フルーツかヨーグルトとバリエーションは豊かです。しかし天津らしく、塩分も油分もかーなーり高い。食べ続けると間違いなく高血圧になるやつです。嬉しいことに、1日目に「政府の指示で無駄を減らすため、食事は必要な分だけにするから申請せよ」という指示がきました。この政策はいいですね!部屋に閉じ込められた上に3食はとても食べられないので、私は昼だけにして、残りは持参の食料と通販で補うことにました。
通販で買ったものは、食事を配る時間帯にまとめて部屋の前に置いてくれます。いわゆる出前のフード類はダメみたいですが、果物などは買えますし、知人からの差し入れを受け取ることも可能です。写真は会社からの差し入れです♪
費用は1泊310元、食費は1日80元(朝15元、昼35元、夜35元)です。支給を断った分は払わなくていいそうです。Wi-Fiは部屋ごとに割り振られており、暖房の効きも良く、熱いお湯も出ます。仕事が立て込んでいる方ははかどるかもしれません。
やりとりは全てグループチャットです。食事の配布完了といった日々の連絡から、登録、支払いまで全部ここです。基本的に中国語ですが、大事なことはボランティアが翻訳した日本語も併記されます。部屋の不具合などもここで報告するとスタッフを寄越してくれます。
というわけで、1週間が過ぎた現在、意外と快適に過ごしています♪
■持って来てよかったもの、いらなかったもの
隔離ホテルによって違うと思いますが、私の場合。
持って来てよかったもの
・雑巾(最初に消毒液の跡を拭く)
・掃除洗濯用の使い捨て手袋
・タオル(粗品のタオルを使い捨てにするつもり)
・トラベルケトル
・コーヒー、紅茶
・ふりかけ、缶詰(おかずになるもの)
・味噌汁、スープ類
・日本のお菓子
・保湿クリーム(乾燥がひどい)
いらなかったもの
・割り箸と使い捨てスプーン(大量にくれた)
・洗濯ロープ、ハンガー
#タオバオで何でも買えて、次の日には届きます。