お客様の声03 T.U様
会社の風土を変えるって、大変なことです。「時代の変化に対応して・・・」とか、「ビジネスのグローバル化によって・・・」など、いろんなお題目がありますが、お題目を唱えたら、何とかなるというものでもないでしょう(事によっては、唱えるだけでよいこともあるかもしれませんが)。
風土にどっぷり浸かった人間が風土そのものを変えるのは難しいので、ついつい外部コンサルに頼ってしまう。こぎれいな言葉やプレゼン資料が踊り、聞いたこともないような横文字がキラ星のごとく・・・聞いているだけで、変化しそうな気がしてくる。
しかしである。結局のところ、コンサルに依頼した側が、結局どのように変えたいのか?が、はっきりしないケースが多いように思うのですよ(少なくとも私の周囲は)。しまいにゃ、「君たち、会社をどう変えるんだ?」と、上司が部下に、そうすると、その部下がまたその部下に・・・。気づいたら、担当者に到着。伝言ゲームかよ?!武田信玄の”のろし”のようだ。
そんなときこそ、コンサルさんの悪魔のささやき。でもね、美人にはトゲがあるといいますからなぁ。みんながみんな、何も考えず、コンサル様の言う通りじゃ、と言って、事は進み、形だけはコンサルさんの言うとおりにしたけど、中身もないまま、風土もそのまま。結局、残ったのはコンサルさんの多額な請求書。
しかし僕はコンサルさんの悪口を言っているのではありません。お願いした側が何の思想もなく、お願いしたことが問題じゃないのかな?と思うわけです。小島さんは、世にあるコンサルさんと風合いが違って、悪魔のささやきは嫌いみたい。でも、実現したいことに対し、相談に乗ってくれると思いますよ。良薬は口に苦し・・・ストレートに厳しいことを言われちゃうかもしれませんけどね。
日系製造業 駐在経験者 T.U様